別府を拠点に、地域の新たな文化生成に取り組む「DABURA.m Inc.」が、自社事業の運営にも携わる企画広報職 と 設計職のメンバーを募集中 closed このサイトでの募集は終了しました※他のサイト等で募集している可能性はあります
大分/DABURA.m Inc.は、建築設計、空間再生、地域デザインに取り組む建築設計事務所です。
世界有数の〝湯のまち〟として知られる別府市を拠点としています。別府市は温泉が豊富なだけでなく、昔からバックグラウンドの異なる湯治客を多く受け入れてきたことから、寛容性が高い街としても知られています。今日でもアーティスト・外国人・移住者・学生などが多く暮らしており、ユニークな活動をしている方も多いです。
私たちは、「利他的な文化としての建築、空間、地域を創造し、持続可能な文明への転換に寄与する」という理念に基づき、建築や空間に関する幅広い活動を通して、“土地の力を呼び起こして”いこうとしています。
これまでには、アーティスト達と協働して創り上げたホテル「GALLERIA MIDOBARU」、辰野建築を再生した「大分銀行赤レンガ館」、大分県・県立美術館と連携して実施した社会実験「カドウ建築の宴in OPAM」など、空間に纏わる様々なプロジェクトに他分野の方々と連携して取り組んで来ました。
別府市の拠点は築46年の酒類倉庫ビルを耐震再生し、私達のオフィスと共に、宿「HAJIMARI Beppu」、「喫茶ゆあみ」、陶芸工房、商店などがある複合的な場となっています。トークライブやHAJIMARI Beppu ARTIST BAR、手しごとワークショップなどを定期的に開催しています。
今回募集する企画・広報職では、「HAJIMARI Beppu」、「喫茶ゆあみ」の運営をはじめ、新たな空間活用やイベント等の企画、宿や建築設計事務所の国内外への広報(SNSの活用、情報媒体などとのやりとり)などに取り組んでいただきます。建築やまちづくりへの理想を持ちながらも、ハード的設計ではなく、地域に豊かな関係性を生成してゆく「場づくり」とそれを担う「チームづくり」に取り組んで下さる方を求めています。得意文野を活かしてスタートしつつ、徐々に全体を把握して、やがてチームをまとめるマネージャーとなっていただける方と出会えればと願っております。
建築設計としては、各々に固有のテーマが有る、地域と関わりの深いプロジェクトが多数進行中です。設計職でも、一緒に取り組んでくれるメンバーを募集しております。ぜひご応募をお待ちしております。
【代表取締役の光浦高史によるコメント】
代表の光浦は神奈川県川崎市の出身で、学生時代までは神奈川→群馬→神奈川→東京と、首都圏内で過ごしました。
学生時代の恩師である石山修武先生からのご縁で、建築再生の分野を開拓した青木茂さん(当時大分市在住)の元で修行し、そのまま大分市で事務所を立ち上げました。神奈川や東京のほうが両親も親戚も友人もいるので帰るという選択肢もあったのですが、大都市には無いテーマが無数にころがっているこの地が好きで、もう20年以上大分県を拠点としています。
ユニークな中古物件が見つかり購入し、2020年に別府市に事務所を移しました。この建物を再生し、宿泊も可能な地域の拠点として、NPOの方々やアーティスト達と連携しながら運営にも取り組んでいます。首都圏暮らしの時は、人口が多いため近いタイプのひとだけでコミュニティーが成立する感覚がありましたが、こちらでは様々な他業種の方たちと知り合い、混ざり合い、情報交換でき、刺激を貰える感覚が有ります。
寛容性が高くチャレンジしやすい土地柄で、そんなところもこの地域が好きな理由です。暮らすのにもお勧めの場所で、特に大都市の環境しか知らない方にはお勧めします。経験の幅が広がると思います。東京などの大都市や、他の地域の方も、九州出身の方や九州の大学で学んだ方も、是非安心してご応募頂ければと思います。
【FAQ】
Q.現在メンバーは何名くらいの体制ですか?
A.役員2名、社員13名、オンラインでのサポートメンバー数名の体制です。男女比は半々くらいです。出身地は、東京、大阪、沖縄、福岡、宮崎、大分など様々です。
Q.どんなタイプのお仕事が多いですか?
A.設計では、進行中のプロジェクトの業務量としては、一般建築(宿泊施設等の事業用建築物)が50%、空間再生が30%、個人住宅が10%、地域デザイン・コンサルティング他が10%くらいの割合です。様々な規模やタイプのプロジェクトを経験できます。
また、公共空間の活用や、宿・喫茶の運営も手掛けており、従来の建築家や建築設計事務所の職能、領域、境界に囚われない、今日的な社会と身体的空間の課題に関わる柔軟な活動を展開しています。
Q.別府での暮らしはどんな感じですか?
A.街の便利さが有りながら、海や山の自然環境が近距離にあり、とても暮らしやすいところです。オフィスの近くには竹瓦温泉をはじめ、徒歩圏内でも10以上の温泉があります。生鮮食料品は大都市より安くて質や味が良いものが手に入ります。特にお魚は大分以外から来ると驚く方が多いです。居住コストで考えますと、弊社事務所周辺で、一人暮らし用の賃貸住宅で3.5万円~5.5万円くらい、メンバーは皆職住近接です。
【受賞歴】
2024年 第1回九州建築新人賞(GALLERIA MIDOBARU)
2022年 GOOD DESIGN AWARD 2022(いちごこども園分園舎)
2021年 GOOD DESIGN AWARD 2021 ベスト100(GALLERIA MIDOBARU)
2021年度建築九州賞 作品賞(GALLERIA MIDOBARU)
ABB LEAF Awards Best Hospitality Building Project Shortlist(GALLERIA MIDOBARU)
DFA Design For Asia Awards Silver Award(GALLERIA MIDOBARU)
Good Design Australia Winner(GALLERIA MIDOBARU)
日本空間デザイン賞 Longlist(GALLERIA MIDOBARU)
Kmew Design Award 2021 九州エリア賞(GALLERIA MIDOBARU)
GOOD DESIGN AWARD 2021(カドウ建築の宴)
2018年 2018年度九州建築賞奨励作品(大分銀行赤レンガ館)
2016年 九州建築選2016佳作作品(別府温泉テラス御堂原)
2015年 GOOD DESIGN AWARD 2015(STREET RENOVATOR)
GOOD DESIGN AWARD 2015(竹細工セレクトショップBamboo bamboo)
GOOD DESIGN AWARD 2015(滝山団地Y邸リノベーション)
2010年 第25回豊の国木造建築賞優秀賞(COCORO ANIMALCLINIC)
■募集概要
□1.募集職種
①企画・広報職(社会経験者)
空間活用や社会実験の企画、自社事業の企画・運営(宿泊部門、飲食・物販部門)、プレスや一般の方に向けた広報活動、プレゼンテーションの作成、会社運営に関わる事務、担当チームのマネジメントなどを行うお仕事です。
地域づくりに興味がある方、リーダーシップを備えマネジメントが得意な方などを求めています。はじめはそれぞれの方の得意分野に合わせてお仕事を組み立てていきますのでご安心ください。
②設計職(実務経験者、2025年新卒、2024年新卒)
建築設計、空間再生、地域デザインに取り組むお仕事です。
弊社では様々なタイプの建築設計、既存建築・空間の再生、公共空間や空き空間の活用プロジェクトが進行中で、建築や地域づくりが好きな、意欲的な方を求めています。
□2.募集人数 若干名
□3.資格条件等
①企画・広報職
理系、美術系、文系等の出身学科、社会経験分野等は問いません
※弊社の事業や「地域づくり」に興味をお持ちいただき、新しいことにも意欲的に取り組んでくださる方を求めています
※普通自動車運転免許は必須です
②設計職
大学院等にて建築設計を学んだ方、またはそれに準ずる経歴や職歴のある方、CADソフトが使用できる方
※フォトショップ、イラストレーターが使える方歓迎
※普通自動車運転免許は必須です
□4.勤務条件
(1)勤務時間
①企画・広報職
週5日勤務を基本とし、勤務日表による 1日8時間を基本とする
②設計職
月火木金土及び月2日の水曜日の勤務を基本とする 9時00分~18時00分
(2)勤務地 大分県別府市
(3)休日休暇 年末年始、有給休暇(法令に準拠)、調整休暇
※勤務日表を作成し、それに準じます
(4)加入保険 健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険
(5)給与
①企画・広報職
ア)新卒・既卒・実務経験者:20万円~30万円
②設計職
ア)プロジェクトマネージャー(実務10年以上 且つ一級建築士):30万円~45万円/月
イ)実務経験者:20万円~30万円/月
ウ)大学院新卒・既卒:20万円/月~
エ)大学新卒・既卒:19万円/月~
(6)所定時間外労働 あり(法定割増し賃金が時間分支給されます)
(7)手当等 建築士資格手当、所定時間外手当、各種技能手当
(8)賞与 勤続二年目以降の社員対象、業績と実績による
(9)その他
国内・海外視察研修あり
陶芸教室、英語レッスン等あり